2019年07月23日

マスゴミが伝えてこなかったこと?


新・唖蝉坊の日記さんより

想定内の参院戦結果だが思わぬ変化も・・・  (2019/7/22)
http://blog.livedoor.jp/peinreg-peinreg/archives/18985650.html
<転載開始>

◆これまでマスゴミが伝えてこなかった、というより泡沫新党を敢えて無視してきた結果、興味深い新党が葬られてしまった。その為今度の参院選ではかなりの変化があるのではないかと期待していましたが、私の期待は外れました。
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◆この度の参院選ではユーチューブのお陰で多くの人々に知らてるようになり、かなりな注目を集めてきた幸福実現党、労働者党、安楽死制度会、オリーブの木はいずれも議席を獲得できませんでした。マスゴミはこうした有為な勢力には見向きもしないで、旧態依然とした保革の目線でしか選挙戦を捉えず、これら新党には目もくれず10把一括りにして諸派として切り捨ててきました。新党各党の候補者が、国と国民のために何を考え何をしようとしているのかについては碌な取材もせず、相変わらず既成政党の票取り合戦にのみ焦点を合せるばかりでした。
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◆なので、ネットを見ない情弱有権者は新党の名前さえ知らないのだから無理もない。彼らはオールド・メディアしか知らないので政党に対する選択肢は右か左かしかないのです。今回の選挙は西日本の豪雨のために投票所に行く人が極端に少なく投票率は48%どまりで戦後2番目に低かったそうですが、それでも投票に行くだけでも救いです。一方情弱な上、政治に無関心な層が50%以上いるということには失望させられます。つまりこの国の有権者の半分は自由だけを謳歌し、権利と義務と責任を放棄しているわけです。実に悲しく嘆かわしいことです。

◆そういう人々がせめてYouTubeでも見て諸派の意見を知ってくれたらこの国も少しはマシになるのではないかと思うのですがねえ。
しかし変わり映えしないように見えながら、僅かではありますがネットのお陰で新しいトレンドが散見されます。

◆一つは泡沫としてカスゴミが歯牙にもかけなかった「NHKから国民を守る党」が奇跡的に議席を獲得したことです。
NHKから国民を守る党は、「NHKをぶっ壊す」をスローガンにNHKのスクランブル放送化を訴えたり候補者が奇抜な政見放送を行ったりして注目を集めていました。

NHKから国民を守る党 “比例代表最後”の議席獲得(19/07/22)


◆そしてもう一つが「れいわ新選組」の山本太郎が2議席を獲得したことです。山本太郎は「ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者を候補に立て見事に当選させたのです。しかし皮肉なことに自分は落選しているのです。

れいわ・山本代表「寝たきりでも豊かに生きられる」(19/07/21)



◆そして意外だったのは支持率0,08%と言われ消滅が危惧されていた「国民民主党」が6議席も取ったということです。そしてまた立憲民主党は17議席と伸びています。結果的にこのパヨク両党は大幅に票を減らすだろうと思っていましたが意外な結果でした。やはり革マルなどの学生運動をやっていた頑迷固陋な団塊パヨクが必死で下支えしているのでしょう。

◆今回の選挙で野党共闘はうまくいったのか。また、憲法改正について今後どのように対応していくのか。立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表、両代表にインタビューがあります。

立憲・枝野代表&国民・玉木代表 “共闘”成果は?(19/07/21)


◆旧民主党から枝別れした立憲民主党と国民民主党は今後協調体制を取れるのかという質問に立憲民主党の枝野幸男代表は微妙な発言をしています。枝野は玉木を裏切り者と思っているので彼らが今後協調路線をとることはないでしょう。民主党解党時玉木一派はいち早く小池百合子の希望の党に逃げ込み、小池百合子が枝野一派を排除した事を恨みに思っているのです。

富川悠太が立憲民主党・枝野代表に聞く(17/10/22)


◆微妙な関係ですね。一方立民の福山(陳)哲郎幹事長は「国民の期待には応えられた」と語るものの若者からの支持率は得られなかった、なぜなのか乙武洋匡氏が直撃しています。
立憲・福山幹事長「国民の期待には応えられた」(19/07/21)


◆答えに元気がありませんねw
今時の若者はパヨクが嫌いなだけです。頭でっかちで自己中心的、民主と名乗りながら国民のことなど何一つ考えていない。することなすこと頓珍漢。政権を誹謗中傷し足を引っ張るだけで未来的で建設的な提案も議論もしない。旧民主党がやってきたことは悪夢以外の何物でもなかったということを、若者たちは知っているのです。

◆それが顕著に表れているのが社民党です。議席数僅か1つ。政党要件を得られるかどうか、“党存亡の危機”に立たされた社民党。福島瑞穂こと趙春花が呆然としていますww

社民・福島副党首を直撃・・・もし政党要件を失ったら?(19/07/21)



◆政党要件を権を失ったらどうするのかと聞かれ、ただ見守っていくとしか言えないようでは、もうすでに失っています。解党して議員辞職するしかあるまい。

◆若者の支持率が高いという自民党。しかし、選挙の投票行動にはつながっていないそうですが、支持はするものの選挙に行く行かないは本人が決めること。
自民・甘利氏 若者に向けた“ネット戦略”とは?(19/07/21)


◆若者は未熟で選挙が自分たちの暮らしと直接に関係しているという実感がないのです。彼らが覚醒しない限りこの国に未来はありません。民主主義国家なら選挙が如何に大切なものであるかを全ての国民が知るべきです。それもこれも、学校で選挙や政治の大切さを教えないのが問題です。中学高校で自分の暮らしと政治が如何に密接しているかを必修にし、試験科目に入れるべきです。

◆維新の会では大地の党の鈴木宗男を迎え入れ当選させました。北方領土返還に向け安倍政権と協調体制をとるとのこと。大坂都構想もいいが、こちらの方でも頑張っていただきたい。そして改憲に向け安倍政権と連帯してもらいたいですね。
日本維新の会・松井代表 参議院選挙を終えて会見(19/07/22)



◆今回の選挙結果を受けて、二階幹事長は自民党総裁“4選”はあると言っていましたが、憲法改正や日韓関係、さらに消費増税はどうするのか。今後の党運営についてのインタビューがあります。
自民・安倍総裁に聞く “4選”は?憲法改正は?(19/07/21)


◆れいわ新選組やNHKから国民を守る党など中々ユニークな新党が議席を持ったことで淀みに淀んでいた政界にさざ波が立ち始めたような気がします。
これに加えてベーシックインカムを主張するオリーブの木や憲法改正を主張する幸福実現党が議席を持つようになれば少子高齢化が進む日本の未来にも希望が持てるようになるでしょう。

▼そのためには、ネット民がSNSやブログでそれら新党の話題を拡散し続ける必要があるんじゃニャイか?

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<転載終了>


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