しかしF1種のなかの「雄性不稔」による不妊の問題があります。雄性不稔とは、植物のおしべなどが退化し花粉ができないこと。自然の遺伝子変異であり、植物の不妊といえます。現在は、この性質を利用してF1種を作ることがほとんどであり、つまりほとんどのF1種の野菜は、自分の力で子孫を作ることができません。雄性不稔は、ミトコンドリア内の遺伝子の変異が原因で起こります。雄性不稔はミトコンドリアの異常だと先ほど言いましたが、このようなミトコンドリア遺伝子の変化は、動物、とりわけ人間にとっても無精子症の原因になることが、最近の研究でわかってきています。
ただ、ミトコンドリア異常の植物が、人間の健康に悪影響をおよぼすという証拠は、どこにもありません。なぜならそんな研究をだれもしていないからです。そんなF1雄性不稔の野菜はどれがどう売られているのでしょうか。スーパーで売っていて、とりわけ子どもに喜ばれている野菜はスイートコーンでしょう。トウモロコシのF1は、すべて雄性不捻です。あとは、雄性不稔利用のF1種はタマネギ、ネギ、ダイコン。それから、ダイコンを使ったアブラナ科の野菜です。キャベツ、ハクサイ、カブなど。ニンジンは、あるとき雄性不捻のニンジンがアメリカでたった1株見つかりました。それで全世界にその子孫が広がって、それを現在、われわれは食べています。ジャガイモの「男爵」とか「メイクイーン」も雄性不捻だそうです。
ブロッコリーは今ほとんどが、雄性不稔でないF1です。ホウレンソウは雄性不捻でないF1です。果物はほとんどなく、小麦、米は自家受粉ですから雄性不稔ではありません。マメ科の豆とキク科のレタスですね。これはまだほとんどF1種が生まれてないです。タネに多様性があればあるほど、ある病気が産地に蔓延しても、すべてがダメになるということはありません。しかし、F1種やGMOには多様性がない。そんなクローンみたいなタネでは、新しい病気が出てきて一気にやられてしまう危険性があるのです。今は世界的なバイオ企業がタネをビジネス化して、世界中に一つのクローンのタネ(GMOタネ)を発売するようになり、莫大な利益を得ています。こうして、グローバルな農業支配が完了するというわけですね。
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遺伝子組み換え食品
国際機関は、世界に平和をもたらし、世界を飢餓から救う
2004年5月にカナダのモントリオールで開催された第
•実験用マウス・ラット
•ウサギ
•イネの一部
•じゃがいもの一部
•アメリカのトウモロコシ(栽培、食用、飼料)の大部分
•菜種(栽培、食用、飼料)
•大豆(栽培、食用、飼料)の大部分
•テンサイ(砂糖大根)(栽培、食用、飼料)
•ワタ(食用、飼料用)
牛、豚、鶏などの家畜も間接的に遺伝子組み換え食品とい
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この世界には子どもを脅かす毒物であふれています。たと
現代の生物の動向を見てみると我々はすべての毒素に侵さ
これは海の汚染ともつながっていて、すでに世界中の魚、
ふと目を日本に戻せば、私たちの水道水は安全だといわれ
いまは世界の海洋汚染や水質の毒性化や生物濃縮について
コソコソと、私たちが知らない所でいろんな実験が行われているようです。
【おまけ映像】
【速報】暗闇で光る「夜光豚」、中国で育成に成功
https://www.youtube.com/watch?v=6KamsU4LN24
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